昨年末に諮問された「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」を受けて設置された中教審の教育課程企画特別部会が1月30日、初会合を開き、学習指導要領の改訂作業がスタートした。特別部会で次の学習指導要領の基本的な方向性を検討し、秋ごろまでに ...
厚労省が公表した2024年の自殺者数の暫定値で、児童生徒の自殺者数が過去最多の527人に上ったことについて1月30日、児童生徒の自殺対策などに取り組んでいるNPO法人「OVA」代表理事の伊藤次郎さんに聞いた。子どもの自殺対策を巡っては相談窓口の整備な ...
大阪・関西万博への出展企業などが講師となって行う出前授業「EXPOスクールキャラバン」が1月30日、東京都大田区立池上第二小学校で行われた。子どもたちは同社の素材を、自分たちのアイデアで新しいものに変身させるワークショップに挑戦。アイデアをAI画像生 ...
不適切な指導をきっかけに自殺した子どもの遺族らでつくる「安全な生徒指導を考える会」は2023年10月30日、青山周平・文科副大臣(当時)と面談しました。子どもの自殺の原因について、依然として6割前後が「不明」となっている現状から、「生徒指導提要」の改 ...
今年も中学受験のシーズンが始まっている。少子化が進む一方、中学受験は過熱の一途をたどる。首都圏模試センターによれば、1都3県の中学受験率は10年連続で増加。同地域で2024年に私立・国立中学校を受験した子どもの数は、およそ5万2400人に達し、過去40年で2番目に多い高水準となった。そんな「中受ブーム」の陰で人知れず苦悩しているのが、公立校の教育現場だ。小学6年生の担任ともなれば、受験先の中学に提 ...
子育て中の教職員のうち、男性の6割が自身の子どもと過ごす時間について「あまり取れていない」「全く取れていない」と考えている――。そのような実態が1月30日までに、学校現場の声を社会に届ける活動を行うNPO法人『School Voice Project』が公表したアンケート調査の結果で明らかになった。男性教職員の多くが子どもとの時間を「不十分」としているのに対し、女性教職員では約4割にとどまった。子 ...
小、中、高校生の自殺者数が527人に上り、過去最多となったことが1月29日、警察庁の統計を基に厚労省がまとめた2024年の自殺者数(暫定値)で明らかとなった。前年と比べて男子が減った一方で女子が増え、初めて女子が男子を上回った。
令和の日本型学校教育への対応に向けて、文部科学省の「学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議」は1月27日に初会合を開き、今後の学校施設整備に関する検討を開始した。特に法改正で努力義務化された公立小中学校のバリアフリー化が課題に挙げられ、「学校施設 ...
関東7都県にある高校のうち、校則の見直しについて8割超が「必要」と考えていることが1月29日、「日本大学文理学部教育学科校則見直し検証プロジェクト」の調査で明らかになった。校則見直しを「実施している」「予定している」高校も8割強に上った。学生らと共に ...
教員と市民がフラットな立場で教育について自由に意見を交わす場「オモロー授業発表会」には、教職を目指そうとする学生や、若手教員の参加者もいる。教職の魅力を再確認する場としても役立ててほしいと、発起人の久本和明さんは話す。子どもの参加も大歓迎だという。そ ...
学習指導要領の改訂に向けて、中教審初等中等教育分科会教育課程部会は1月29日、第132回会合を開き、昨年末に中教審に諮問された「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」などに関する意見交換を行った。諮問事項の基本的な方向性を議論する「教 ...
AR技術を使ったアクティビティ「HADO」(ハドー)を体育の授業で活用しようと、東京学芸大学附属世田谷中学校で1月25日、「未来の体育体験会」が開かれた。同学教育インキュベーション推進機構と体育ICT研究会が呼び掛け、小中高校、特別支援学校の教員や教 ...