昨年末に諮問された「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」を受けて設置された中教審の教育課程企画特別部会が1月30日、初会合を開き、学習指導要領の改訂作業がスタートした。特別部会で次の学習指導要領の基本的な方向性を検討し、秋ごろまでに ...
子育て中の教職員のうち、男性の6割が自身の子どもと過ごす時間について「あまり取れていない」「全く取れていない」と考えている――。そのような実態が1月30日までに、学校現場の声を社会に届ける活動を行うNPO法人『School Voice Project』が公表したアンケート調査の結果で明らかになった。男性教職員の多くが子どもとの時間を「不十分」としているのに対し、女性教職員では約4割にとどまった。子 ...
今年も中学受験のシーズンが始まっている。少子化が進む一方、中学受験は過熱の一途をたどる。首都圏模試センターによれば、1都3県の中学受験率は10年連続で増加。同地域で2024年に私立・国立中学校を受験した子どもの数は、およそ5万2400人に達し、過去40年で2番目に多い高水準となった。そんな「中受ブーム」の陰で人知れず苦悩しているのが、公立校の教育現場だ。小学6年生の担任ともなれば、受験先の中学に提 ...
大阪・関西万博への出展企業などが講師となって行う出前授業「EXPOスクールキャラバン」が1月30日、東京都大田区立池上第二小学校で行われた。子どもたちは同社の素材を、自分たちのアイデアで新しいものに変身させるワークショップに挑戦。アイデアをAI画像生 ...
厚労省が公表した2024年の自殺者数の暫定値で、児童生徒の自殺者数が過去最多の527人に上ったことについて1月30日、児童生徒の自殺対策などに取り組んでいるNPO法人「OVA」代表理事の伊藤次郎さんに聞いた。子どもの自殺対策を巡っては相談窓口の整備な ...
不適切な指導をきっかけに自殺した子どもの遺族らでつくる「安全な生徒指導を考える会」は2023年10月30日、青山周平・文科副大臣(当時)と面談しました。子どもの自殺の原因について、依然として6割前後が「不明」となっている現状から、「生徒指導提要」の改 ...